縦長でスマートな外観は、収納目的というよりは、ショーケースの雰囲気でしょう。

最下段の棚板は、上げ底になっています。これは、棚に置いた品物が扉の部材で隠れないようにする工夫です。そのために出来たスペースに、引き出しを仕込んであります。引き出しの手かかりは、前板を欠き取って指かけにしていますが、これはノブだと、引き出しの置行きが制限されるからです。指かけの穴からゴミなどが入る心配はありません。前面に扉があるからです。

棚板は、縁を磨き加工したガラス板を使っています。上に置いた品物が、浮遊しているような見え方になります。



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